京都育ちの京まぐろ
京都の新しい魅力として発信していきたい
2020年からのコロナ禍で多大な影響を受けた観光産業復興の一助になればとの思いから、2022年に京都(伊根湾)で育てられた「本まぐろ」を「京まぐろ®」(商標登録済)と名付け、全世界に京都の魅力と共に発信していこうと考えました。
京都伊根湾では唯一、本まぐろの養殖を行っており、「京都生まれのブランドまぐろ」を周知することで、観光客の方々に、京都の文化、歴史だけでなく「京まぐろ®」も京都の魅力の一つとして発信していきます。
地産地消
地産地消として「まぐろ」とセットで「京丹後産の青果」や「伏見の清酒」なども併せて販売し、京都の食文化の魅力をお届けしています。
販売は、京都の大起水産4店舗を中心に、大起水産まぐろパーク堺本店や他の主要各店でも行います。さらに、地元のお客様にも食べていただけるようにと海の京都、天の橋立のすぐ近くの会場「おさかなキッチンみやづ」という場所で「京まぐろ®」のイベント販売の実施を2022年10月30日に実施いたしました。
「京まぐろ®」の特徴
京まぐろ®は天然の本まぐろを境港の先の日本海で捕らえて、伊根湾の水温の寒暖差が大きいという好条件のもと『畜養』した本まぐろのこと。数量が限らており、9月~翌年の1月の5か月間しか食べられない希少なまぐろです。
高い品質
京まぐろ®は、京都の高級寿司店や和食店でも提供されています。大トロ、中トロ、赤身など、部位ごとに異なる味わいと食感が楽しまれています。
新鮮さ
鮮度と味わいを保つため、伊根湾の漁場で特別な電子銛でしめた後、芯温5度の冷蔵状態を保ったまま京まぐろ街道を通り店舗まで陸送。お店で解体して、新鮮なままお客様に提供します。
店内には京まぐろ街道のポスターも!
大起水産の店内には、京まぐろの運搬ルートとその周辺の観光スポットが分かる「京まぐろ街道」のマップが掲載されています。美味しいお寿司を楽しんだ後は、ぜひ周辺の観光スポットにも足を運んでみてください。
旨い理由は育て方にあり
通常、養殖本まぐろは、20cm~30cmの幼魚にエサを与えて2年〜3年かけて大きくするのが主流です。一方、京まぐろ®は日本海で80kg級の本まぐろを捕らえ、京都府伊根湾で畜養します。9割以上天然で過ごしたまぐろを、鯖や鯵などのこだわりの餌を与えて100kg前後に育てるため、天然の引き締まった体にほどよい脂がのるようになります。特に赤身は臭みがなく脂のあるもちもちした上質な味わいになる一品ものです。
おすすめの食べ方
神社へ「京まぐろ®」奉納
日本には古くから豊漁や五穀豊穣を願い、神様に米や酒、魚などを奉納する風習があります。その文化を大切にしていきたいという思いから、大起水産は伏見稲荷大社や橿原神宮に京まぐろ®を奉納しています。